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Ambivalent and Vague

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あなたに似た声 - Prologue -

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最初の"好き"

 
 最近なぜか、香はかつてを思い出すことが多くなっていた。


 まだ自分がわからなくて、ただ兄のことを守りたくて行動した高校二年の春。出会った男の瞳は底のない暗さを秘め、何を考えているのかがわからなかったけれど、手に残る温もりは香の心を揺さぶるには十分だった。


 そして、声。


 潜む優しさに気付いたとき、心の揺さぶりは思慕の情となって香に残った。優しい言葉など何一つなかったのに、香は言葉の向こうに撩の優しさを感じ取っていたのだった。





 それから二年後、再会した撩は相変わらずで、彼の記憶に香の痕跡は見当たらなかった。ただ、声は変わらずに香の心を揺さぶり、当時の想いを浮かび上がらせる。


 ──あぁ、この声だ。


 最初に好きになったのは、声に違いない。だって、今でも香は、撩に名を呼ばれると嬉しくてたまらない。





 一緒にいれば、この気持ちはいつまでも続いていくんだ。
 そのときの香は、心からそう思っていた。





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Special Thanx to Pound

 このたび、某投稿サイトでご活躍中のパウンドさんと「あなたに似た声」という話をコラボさせていただくことになりました。絵と原案はパウンドさん、その世界観を膨らませる形で私が文章を綴らせていただいています。パウンドさんの絵は某投稿サイトにて既に進んでおり、こちらはそれを後追いする形にしていきます。
 私自身、このような形でのコラボは初めてですし、パウンドさんがどのような流れを作られるのか、一読者として楽しみにしているところです。その素敵な絵をさらに魅力的にできるような、そんなお話にできればと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
 このシリーズは、不定期アップになる予定です。

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  2. "あなたに似た声"

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うーたん

Author:うーたん
好き勝手に書き散らかしておりまする。書いたお話は、まるで千歳飴(どこ切っても同じ)。タニシのようにひっそりと生息してたけど、只今休眠中。

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